吐かせて

からっぽだから響くんだ
君の優しい声が
心の底の底まで
わたしの疚しい思いが
頭の芯の芯まで

心地よくて
吐きそうなんだ

もっと教えてほしい
どうせ嘘だらけの君の思い出を
もっと聞かせてほしい
どうせ守られない約束の言葉を

心地よくて
吐きそうだから

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