逢い編む彫ろう

笑っちゃうほどに
僕は空っぽだ
愛を投げ込めば
きっと虚ろな音が
聴こえてくるね

満たされない?
満たされたい?

空っぽなのに
いくら水を注いでも
やっぱり空っぽだ

だって僕は
蓋を外そうとしないから

いくら愛を投げ込んでも
入るわけがないんだ
あれは愛が蓋にぶつかって
割れてしまう
愛が割れてしまう
音だったんだ

笑っちゃうほどに
僕は空っぽだ